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いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

未来の地球社会ビジョン



■未来の地球社会ビジョン



2100年の地球の総人口は70億人。

かつて途上国といわれた地域の少子化政策が実を結んだことも
ありますが、21世紀初頭の環境汚染やエイズなどの猛威による
影響はかなり大きなものでした。

ただこれらの脅威は、21世紀中頃に人類の英知を集めて解決
されました。

専門が分化しすぎたことに氣づき、それぞれを統合することの
大切さに氣づいたからです。



国という単位がなくなり、大陸ごとに州政府が置かれています。

この州は、基本的に自立した地域(村)単位の集合で成り立って
います。


社会の形態は、いわゆる『水素社会』。

水を電気分解することで水素を取り出し、燃料電池として活用
しています。

ただし水素を取り出す際に、かなりのエネルギーを消費するので
段階的に調達手段を変えてきました。

最初は、廃止される原子発電所からの電力を使用していましたが、
次第に火力発電→太陽光発電→風力発電と変遷しています。

最近では、水の中に光触媒やデンドリマーと呼ばれる物質を入れ、
そこに太陽光を当てるだけで水素が得られるシステムが完成して
います。



発電手段は、燃料電池が主ですが、風力、太陽光、地熱、海洋
温度差、潮汐(波力)など、その地域に最もふさわしい発電
システムも併用されています。

原子力発電所は21世紀中頃にすべて廃炉になりました。

核廃棄物処理ができないということは、

「処理に無限のエネルギーとコストがかかる」

ということを意味するからです。

「安全か危険か」という議論よりむしろ、LCA(資源の採取段階
から破棄段階に至るまでのすべての環境負荷を分析すること)の
観点で問題外とされたのです。



経済規模は、金額ベースでは21世紀初頭に比べるとかなり縮小
しています。

とはいえ、自給自足が大部分を占めているので、住民の暮らしの
満足レベルは非常に高いものがあります。

土をさわる生活、自分で作ったものを自分で食べる生活が、最高の
贅沢であることが共通認識になっています。


その地域で調達できない必需品は貿易で賄っています。

ただしこの場合でも、地球レベルでの貿易管理システムが完璧に
できあがっているので、極小の環境負荷で「欲しいものを・欲しい
ときに・欲しい数だけ」配送できます。



貿易の輸送手段は、基本的に「海水を燃料とする船(燃料電池駆動
船)」です。

航行中に海水を淡水化しながら船底に引き込み、この水から水素を
取り出すというものです。

船の場合は慣性力が大きいので、ブレーキをかけてもすぐには停止
しません。

しかし一方では、止まるまでに摩擦エネルギーや海水のエネルギーを
蓄えられることを意味するので、非常に効率の高い交通手段となって
います。

そのお陰もあって、燃料を積み込む必要が無くなり、船体を極限
まで軽量化にすることが可能になったのです。



旅行(比較的長距離)の手段は、水上では「燃料電池船」ですが、
陸上では「燃料電池列車」が基本です。

短距離の場合、平たん地では徒歩または自転車が、起伏のある所は
電気自動車が使用されています。

スローライフに価値をおいているので、よほどの緊急事態が起こら
ない限り、飛行機を使うことはありません。


実は、2100年にはスローライフという言葉はありません。

2020年に辞書から消えました。

当たり前のことなので、特別な名前は必要ないからです。

ただし、2020年時点でのスローライフは、時間の長短ではなく、
「自分らしいリズムで生活すること」を意味していました。


同様に、環境ビジネス、環境経営、環境コミュニケーション、
エコツアー、グリーンコンシューマーなどの言葉は、もはや役割
を終えたという理由で2030年の辞書から消えました。



※デンドリマー


樹状に枝分かれした高分子材料で、一般に球状の形態をとって
います。
中でも光エネルギーをアンテナのように集める性質を持つものは、
水中に入れ光を当てると「水素」を発生させることが確認されて
います。



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◎エゴからエコへさんのビジョン



2050年頃の話です。

できる限り歩くので、みんな健康で、生活習慣病に悩む人は
いません。

肥満も克服されました。

エネルギーはたいていの場合、使うところで発電します。
石油はまだ枯渇していませんが、ほとんど使われていません。

食べ物も地産地消が原則です。

家庭と農家が上手くつながっているので、食料に困ることは
ありません。

かつて途上国と言われたところでも自給自足が復活し、飢餓が
解消されました。



◎thanks115さんのビジョン



食料は穀物が中心となっている事でしょう。

肉類は大変な高値が付いています、それは、高級という事ではなく、
ごく一部の地方の伝統として売買されるため、流通量が激減して
いるためです。
魚類も、同様に魚類を食すという形での、伝統文化として、少量が
流通されています。

穀物の生産量は、品種改良により、地球人口を大きく上回る生産が
確保され、街人口の数十倍が備蓄されています。そのため、食料の
収奪や地域偏差が無くなり、飢えによる争いが起こる事は無くなり
ました。


「水」が貴重な資源となっているでしょう。

「水」を大事使うということが当たり前のこととなります、地下水
の汲み上げや上水道からの配水は、汲み上げるための動力や精製の
ためのコストけでなく、地球的規模のLCAに基づいて「水」その
ものの価値が決まります。そのため、1回流れただけで、排水として
処理される事はありません。

汲み上げた水は、再利用を繰り返し、最終的には、1割を飲料として
人間の為に、残りの9割は作物や、自然の潤いの為に利用し、汲み上
げた時よりきれいな水として、地球に返す事がブームになっています。


街には「居住可能な人口が決められ」ています。

街は、それぞれに特徴をもち、そしてその街自体は一つの閉鎖的空間
として、エネルギー的に自律し、すべてゼロエミッションタウンに
なっています。外部空間への気体、液体、固体、エネルギー等が排出
されることはありません。

そのため、この街は他の街に依存する事はありません。ただし、
街ごとの交流は、頻繁に行われていて、異文化の壁による争いと
いうものは、ようやく収まってきました。
それぞれの異文化を認め、受容し、それを理解したうえで、交流を
続けていけるようになっています。



◎スマイルさんのビジョン



世界はおだやかで明るい空気につつまれています。
戦争やテロは過去のものになっています。

かつて先進諸国と呼ばれていた地域は
地球環境問題をきっかけに自分達の生活を見直し、
「足るを知る」生活を取り戻すことができました。

かつて貧困や飢餓で苦しんでいた地域も
自分達で生活を成り立たせていく力がつきました。
これも世界中からの協力・援助があったからにほかなりません。

ニュースで報道される内容は「いいこと」が中心です。
「今日はこんないいことがありました~♪」
そんなニュースから、人々は明日への活力をもらいます。

日によっては、
「こんなよくないことがありました。」というニュースも
もちろんあります。
でも、こんなニュースのおかげで
人々はふっと立ち止まり、自分自身を振り返り、
早めの軌道修正をすることができ、
その結果、社会的・世界的な大事にはいたりません。

また、物質的な進歩・発展ではなく
精神的な進歩・発展に価値を置くようになっています。

人として活き活きと生きていくためには進歩・発展は欠かせない。
なぜならば多くの人間はもともと怠け者で、
適度な喝をいれる必要があるからです。
(↑すいません、これは私のことです。。。)

ならば、地球環境を破壊する
物質的な進歩・発展をするのではなく、
精神的に進歩・発展していけば、
自然と共生することができると氣づいたからです。

そのため、人と人とのコミュニケーションがより豊かになり、
お互いに人間として高めあうことのできる関係になっています。
そして、そのコミュニケーションの関係は、
人との間だけでなく動植物との関係など地球全体へ広がっていき
地球上のすべてがつながっていることを
理屈ではなく、みんなが「体感」できる社会になっています。

2100年の社会は、
いつも笑い声がたえない、
喜びあふれたものになっています。

おもいっきりイメージだけで書いてしまいました。
しかも地球環境問題からは少し離れてしまっているような・・・^^;

※全然離れていませんよ。
  地球環境問題は突き詰めると心の問題ですからね。
  精神的なことも大歓迎です。(いいこと探検家より)



◎はのこさんのビジョン



ほとんどの家庭の形は核家族からおじいちゃん、おばあちゃん数世代が
一緒に暮らす家族の形に変わっている。

学校は真に学びの場となり、クラスは少人数制。先生の話はいつもとても
興味を惹かれ、聞くことがとても楽しい。

そして質問したくなったときには、手を挙げて質問する。

先生は待ってましたというように、質問に応えてくれ、自分の実体験を
交えながら話してくれる。

友達が質問したり、先生の話を聞いたりするのも、とても面白い。

いつしか先生もみんなも一緒になって、話がどんどん膨らんでゆき、
素晴らしいことを思いつくこともある。

それぞれが自ら考え、何かを生みだしたとき、それはとても嬉しい体験だ。

休み時間には柔らかい草の校庭でいっぱい遊ぶ。たくさん遊んで、
いっぱい汗をかいたときはちょっと木陰で休むと涼しくなる。

オゾンホールはとうの昔になくなっているので、紫外線の影響を考える
ことはない。

給食には近くの農園で育った新鮮な野菜を使った美味しい手料理が出る。

その農園には子ども達もよく手伝いに行っている。

子ども達は育つのを見守ってきた野菜たちが太陽の下で実っている様子を
思い浮かべながら、自然の恵みに感謝しつつ、給食を平らげる。

授業で、集中力と創造力をたくさん働かせ、体もめいっぱい動かした
子ども達は帰途につく。

道路、と呼べるものはたまに運搬用の太陽電池車がゆっくりと走っている
くらいで、あとは皆、徒歩か自転車で仕事に行ったり、買い物にいったり
するので事故などの心配はない。

ほとんどの家庭が菜園と広い庭をもっているので、街中にとても緑が多い。

地域のほとんどの人たちが、なんらかの形で関わっているので、
子ども達は帰り道で出会う人たちと挨拶を交わしたり、お喋りをしながら、
そして季節の変化を感じながら帰ってくる。

お父さんやお母さんは働いている家がほとんどだけれど、
家に帰るとおばあちゃんやおじいちゃんが迎えてくれる。
おばあちゃんが作ってくれたおやつを食べるのも、
おじいちゃんの趣味を眺めたり手伝ったりするのも楽しみの一つだし、
近所の友達を交えて一緒に遊ぶのもやっぱり楽しい。

近所で働いているお父さんやお母さんは夕方には帰ってきて、お母さんと
おばあちゃんは大体一緒に料理を作る。

お父さんとおじいちゃんで料理を作ることもある。
それを手伝ったりもする。

そして、みんなで一緒に夕ご飯を食べる。

夏でも夜は涼しいので、窓を開け放ち外からの風を感じながら、
その時々に咲いている花の匂いや緑の匂いを感じながら楽しい夕食をとる。

今日あった楽しかったことや、感動したことなどを家族に聞いてもらいたい。
話すと、みんなの笑顔が返ってくる。

そして今度は、お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの話に
耳を傾ける。

みんな誇りをもってやっていることがあるので、すごく生き生きと話すし、
聞いていてわくわくしてくる。

みんながそれぞれを尊重していて、とても大事に想っている。

それは友人にしても、先生にしても同じこと。

それぞれが誇りをもって、自分が大切にしているものを感じながら
過ごしているからか、誰もが素敵に輝いていて、何かを与えてくれる
大切な存在なのだ。

休日には、近くを流れている川(生き物が集まってくる自然の川)で
水遊びをしたり、

近くで催されるイベントに参加したり(こういうことを企画することが
得意な人たちが楽しいイベントを開いてくれる)、

お父さんの友達の家族や、おばあちゃんの友達の家族などが来て、
みんなで野菜を収穫したり、楽しいことをしたりする。

先生や友達みんなとピクニックにいくこともある。

楽しいことがまわりにいろいろあって、遠くまで出掛けていくことは
あまりない。

食事はその地域でとれた新鮮なものを食べる。

輸送に関わる車が少なくなったし、車の排気ガスというものは皆無になり、
工場などの排ガスなどもすべて空気を汚さない方法がとられたし、
エネルギーは太陽光や風力などのクリーンエネルギーになったので、
夜には満天の星空が見える。

もの作りの基本に「喜んでもらえるものを作りたい」という気持ちが
こめられているので、作り手の気持ちが伝わってくる「もの」に対して、
人々の愛着は深い。

コミニュケーションが飛び交っているので、よけいにその想いが
伝わってくるのだ。

それを大事に使いたいという気持ちからか、ゴミというものがほとんど
なくなっている。

生ゴミ・・・たとえば野菜の皮なども農薬の心配がないので、
みんな食べてしまうのだ。

老いていくことに不安もない。

周りにはいつも誰かがいるし、誰もがつながりを感じている。

お医者さんという存在はいなくなってしまったけど、たいていの場合は
すぐによくなってしまうし、不治の病にかかってしまっても、それぞれの
人が死というものを静かに受け入れている。

その人自身が、まわりの人たちがその生をとても大事にする。

土いじりは誰もが好きなことの一つだ。 庭で作る野菜も、
仕事というよりもしたくなることなのだ。

土に触れていることは、なんともいえなく気持ちよいし、地球の上に
生きているすべてのもの、微生物も虫も鳥も生き物すべてが助け合い
ながら生きていることを実感できるひとときでもある。

もちろん植物が育っていく様子を見るのは心躍るひとときだ。

そして、今日もほどよい疲れを感じながらぐっすり眠る。

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勝手に浮かんできたビジョンを描いてみました。

夢物語です。でも描いているうちに優しい気持ちになりました。


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